2018年05月22日

『ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語』

今日は、最近読んでとても共感した英語教育についての本をご紹介させて頂きます。
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すごいタイトルですね。でも読んでいただければ意味がわかるかと思います。この場合の英語は受験用の英語でなく、実際に使えるものとして習得する英語のことです。

受験英語、また帰国子女やイマージョン教育にもあり得る英語の落とし穴についてなど、元イェール大学助教授の著者が多方に渡った教授法を科学的に分析し、「英語を」でなく「英語で」学ぶ方法を多数提起してくれています。英検の二次試験対策の記事でも触れましたが、受験対策だけでなく将来を見据えて英語を学んでいるのであれば、英語だけを学んできただけでは全く不十分で、英語を使って更に思考をトレーニングしないといけないのですが、この思考を鍛えることが他の教科に応用でき、全体的な成績アップにもつながることが述べられています。

また、英語は逆転の効く教科であり、英語に対する自信・また学習法が身につくことで他の教科が連動して伸びる例も挙げられています。教室では毎年のように受験生に「先生、英語の点数のおかげで合格できたんです。やっててよかったです。」と言われるのですが、必ず得点の取れる自信のある教科を持つことって大事ですね。心に余裕が生まれ、他の教科に費やす時間も増えます。


この本の中で特に注目したいのが、語学学習における親の役割です。
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子どもに教える自信がない?そんなことはありません!
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ね?大丈夫!お子さんが学び始める時期が親にとっても学びの絶好のチャンスです。新しいことを一から学ぶわけではないので、ハードルは下がるはず。

親の興味のないことは子どもだってやりたがりません。我が家の子どもには実は小さい頃から第3ヶ国語として中国語を学ばせていますが、「子どもの質問に答えられるようになりたい」と、私も一緒に勉強を始めました。どんな感じで子どもと進めているかはまた次回にしますが、私はまだまだ習得に奮闘中ですが、英語は誰だって6年間は学んでいるはずですから、お家でお子さんとプリントを一緒に読むなど復習してもらえれば更に効果が上がると思っています。私だってこの歳で全く新しい言語を習得しようとしているのですから、基礎がある親の皆さんは断然有利です。言語習得に臨界期はないと筆者は述べています。別にバイリンガルを目指すわけではないのですから、いつからだって始められるんです。私もバイリンガルではありませんが、二言語(目指せ三言語!)楽しみながら使い分けています。是非本に出てくるサイトなどをお家でも利用して、ご父兄の皆さんも一緒に英語を身につけましょう!ご質問があれば喜んでお答えします。


話が逸れましたが、子どもの英語学習に関わる際に「変な発音を身につけさせないために親が英語で話しかけないでください」なんて指導するところもあるようですが、全くもって失礼でナンセンスです。どんな子も親が大好き。一緒に英語を読んでくれたら、きっと喜んでくれますよ!「ママの発音変〜」と笑われたら、一緒に笑いましょう!特に今は来月の英検に向けて絶賛補習中ですが、単語を見ても意味がわからないけど一緒に読むと「あ〜!」と理解する子がほとんどです。読みの練習は教室でもしていますが、お家でお父さんお母さんと一緒に復習している子はやはりスムーズに読みます。ちょこっとでいいので、読むお手伝いをぜひお願い致します。とにかく読むことの重要性、そして読み方のコツや家で使える教材もたくさん本では紹介されていますので、是非参考にしてみてください。


また気になるところでは、最近になってようやくと言いますが、入試も英検も4技能(読む・書く・聴く・話す)を問われる形式に変わってきている、または変わることが決定しています。今の高校1年生から改正が決まっており、従来の受験対策では間に合わないわけですので私たちも全力で対応するよう色んなことを試みますが、共通していることは、どのクラスにも「自分の与えられる知識を惜しみなく伝える」努力です。親なら誰でもに我が子に対して同じ思いを抱いていると思いますが、子ども達が喜んで覚えそうなこと(先日はポカリスウェットの「sweat」は「汗」という意味でいかに外国人受けしないネーミングかを説明したら、みんな「うげ〜!」と騒いでました)、「鼻くそって英語でなんていうの?」と聞かれたら教えます。そういうことってやたらよく覚えるんですよね。でもそれで英語に更に興味を持ってくれるなら得意になって教えます。英語で言っちゃダメなことを子どもがクラスで言ったら、マナーとして注意もします。受験に必要だから、でなくて、楽しんで、興味をもって英語を身につけてくれればと思って毎日過ごしています。興味を持つことが思考の始まりです。入試で何が変わるって、「どんな考えをもっていて、それが表現できるか」が問われるようになるわけです。考える力をつけるため、たくさんレッスンでも手助けしていきたいと思います。



最後に、可能であればやはり短期間でも海外へ留学させることをお勧めしています。
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私はアメリカ留学中に身についたのは、英語力だけでなく、授業への取り組み方(宿題や予習・復習に追われ、図書館にいた記憶しかないんじゃないかというほど人生で一番勉強した時期でした…アメリカの大学は日本のように甘くない!)、そして一番は度胸だったと思っています。日本にいる外国人は優しいので親身になって質問をしてくれる人が多いですが、一度海外に出たらだれもそんなに気にかけてくれる人はいません。黙ってたら放っておかれるのが関の山ですので、間違っても自分の意見を言う、という度胸がついたことが大きかったな、と今でも思います。せっかく英語を学んでいるのに、わからなくなると「どうせ海外行かないし。一生日本でいいし。」なんて言う子がたまにいますが、もったいない!一度海外に出たらそんなこと言わなくなるはずです。実際に教室の海外研修に参加した子はその後もまた留学を目指している子がほとんどです。今は色んなプログラムがありますので、是非子どもたちにはいつかは海外留学を視野に入れてほしいと私も思います。教室の次回の海外研修は来年春休みを予定しています。詳細は決定次第お知らせいたします。

今週、こちらの本を含めお勧めしたい本を並べた本棚を設置しました。玄関にありますので、送迎の際など是非お手に取ってご覧ください。
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オズの海外研修を毎回手配していただいている留学会社インターサポートのパンフレットも置いてあります。夏休み用のプログラムの資料などもありますので、興味のある方は是非お持ち帰り下さい。下の絵本は我が家の子どもたちに読み聞かせていたものです。こちらも貸し出しますので是非お家でお子さんにも読んであげてください。発音・意味のご質問、いつでもどうぞ!
posted by OZ ENGLISH SCHOOL at 20:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする